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KOUCHIKU NO UZU






art worksでは、
菊池いくヲ制作のアートワークを紹介します。


作品発表は1992年から開始。


これらの廃木材を組み合わせた『構築の渦』シリーズは
91年から制作を開始しました。
92年の『DIFFERENT ANGLES』展からはじまり、
近年は03年に
『ECHO』というEXHIBITIONで発表されたものです。


記憶を持つモノたちを組み合わせ、
再構成、再構築していく作品として、
この後のインスタレーションの出発点であり、
また、現在も続くアートワークの一つです。

 EXHIBITION  構築の渦                                          
 LOCATION    GINZA
 TOKYO
 JAPAN

NIPPON NO YOUKAI





日々の中、息づき、蓄積し、受け継がれていくもの
数知れぬヒトに生きられた時間、思いは
物であれ、情報であれ
人間のかかわるすべての事象に刻まれ、しみ込み
巨大な過去となり、地を覆い、大気を満たす。

 EXHIBITION   日本の妖怪                                         
 LOCATION    GINZA
 TOKYO
 JAPAN

vel illum dolore eu feugiat nulla facilisis




都市の路上不法投棄物
過疎地でまだまだ居住可能な、
朽ちていく日本家屋。潰されていく家屋。


鑑賞者の前にヌックリ立つコウゾウブツと
すっぽり取り囲む巣。


記憶を持つモノ、物。


この地の現実、生活と歴史をみきわめ、
そこに生きる『ナマ』の正体をとらえたい。

 EXHIBITION   日本の妖怪                                         
 LOCATION    GINZA
 TOKYO
 JAPAN

HOME homeless HOME



ホームレスとの共生を通し、取材、各所住処とした住居、写真、
それらを用いたアッサンブラージュによるインスタレーション。


目を背ける現実、同時代に生きている現実。
公権力と弱者?


ぼくたちのホームとは?


『人間が生きている』ことを語らずに
新たな創造が実りをむすぶことはない。

 EXHIBITION  HOME -homeless- HOME     
 LOCATION    GINZA
 TOKYO
 JAPAN

時限爆破装置 =共振できなかった痛みの培養= 



凄惨な事件、犯罪。
日々培養される、後に犯罪者とよばれる諸関係の束、痛みたち。
それぞれの時限爆破装置は、刻々と培養され続ける。


鑑賞者は空間中央に立ち作品に参加。
それぞれの時を刻み続ける時限爆破装置にかこまれ、
痛みたちは鑑賞者へと接続される。

 EXHIBITION       時限爆破装置 ー共振できなかった痛みの培養ー 
 LOCATION    GINZA
 TOKYO
 JAPAN

et dolore magna



私は、作品の向こう側にいる存在が、
作品という通路を通って
自己に肉薄してくることを期待する。

 EXHIBITION       時限爆破装置 ー共振できなかった痛みの培養ー 
 LOCATION    GINZA
 TOKYO
 JAPAN